八反地の獅子舞の説明 |
太夫 |
神宮を表している。これは八反地の獅子がお供獅子であることを証拠づける為のもの、舞の形は、お払いを表現していると考えます。<どこかの神樂から持って来たのか、お宮のお太夫さんから教わったのかは?> |
三番叟 |
一番始めに演じるめでたい獅子。獅子を演じるグループの良い所だけを集めて作りあげているのでまず美しく見えることえを一番に考えること。また、三ツ切・四ツ切・八ツ切と、いうようにリズム感を大切にすること。獅子頭をつかうのも、足の運びもきれいに使い美しく見せ、リズムを大切に。狩人もリズム感よく現れ、獅子も一寸起きて眠る。(総てに出る狩人は、獅子を殺さずなだめて連れて帰る) |
山探し |
山で、食べ物を探す行動を表している。山いもを掘る、竹の子を掘る だけではなく、自分はどれだけ強いかを仲間や牝(めす)にアピールするための獅子。荒々しく、強く見えるように獅子頭をつかうこと。狩人は勇ましく登場し、獅子も最後まで荒々しくいたところを見せる。 |
ぬたば |
鹿の牡(めす)が発情期に料理のぬたのようなドロドロの池を作り自分の体臭をつけた泥を体にぬりつけて木や石や草などに塗りつけてまわり縄張りを作って自分がどれだけ魅力のある牡であるかを表現するように獅子頭をつかうこと。(鹿と同じように猪も同じような行動をするかどうか?)。狩人は一寸優雅に登場する。 |
稲まき |
まず、親爺が出てきて日より(天候)を見ながら、田んぼの稲穂の出来ぐあいを見て回っている。今年も豊作だなあと思いながら回っていると稲が荒らされているので倒れた稲を起こしている時、獅子が目立たないように頭を下げて現れる。腹のすいた獅子はまず、稲穂を口にくわえて食べる。少し腹がふとるとあぞながら食べ、食後の運動をして眠ってしまう。これを見ていた親爺は獅子がよく眠っていることを確かめ縄で生け捕りにしようとして失敗する。狩人も急いで登場する。親爺はうれしいような、じゃまされたような気持ちで退場する。 |
親爺と
キツネ |
まず、親爺が出て田んぼが、キツネに荒らされていると確認して、天候や風向きや仕掛けをかける所を確認するために田んぼの周りを見て回り仕掛けをかけるが、キツネはかからず、親爺にこっち、こっちとさそうが、親爺はよう捕まえず、帰る。そこで、キツネはこれ見たかと、いろいろ見事な舞(芸)をして帰って行く。 |